<著者からのメッセージ>
この度は、拙著をお買い上げいただき、ありがとうございました。
執筆する者としましては、読者の皆さまのご感想を聞かせていただけることほどうれしいことはありません。
今後、よりよい本を作っていくために、読者の皆さまのご感想、また「こうした例文を入れてほしい」「こういう状況のときのアドバイスがほしい」「今後、こうした本がほしい」などのご提案を歓迎します。
今後とも、ご愛読のほどよろしくお願い申し上げます。 有元美津世
1999年05月22日 00時56分(JST)浅田
『ザ・海外就職』を購入しました。実を言うと、「第3章「海外就職」成功と失敗」の大学講師清美の事例と「第4章夢を実現したいあなたへ」しか読んでいません。
この本は、海外で就職したい人への現実的な助言を主題としていますが、私の読んだ箇所、特に第4章は海外に限ることではないと思います。
日本でダメな人間はどこでもダメだろうと推測します。アメリカ人であれ、日本人同士であれ、人間は全てひとりひとり違うのですから、自分の考え方を理解してもらい、ビジネスなり、近所づきあいなり、人間関係をつくるには、「自分自身」をもっていなければ駄目でしょう。根底は「自分自身」。その表現手段として、英語力(あるいは日本語力)、説得力(これは喧嘩や議論につながると思いますが)、それらの上に築かれる自信でしょう。この本を、部分的にですが読んで、著者(有元美津世氏)の苦労とそれをバネにした躍進が一つの具体的事例として、最も感銘深く、私を叱咤激励してくれています。