世界で通用するためには |
はじめに |
アメリカのSOHO事情
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皆さんの中には、すでに独立している人、また独立を目指している人も多いと聞いていますので、まずは、アメリカのスモールビジネス事情についてお話したいと思います。 起業率は若い層が高い アメリカでスモールビジネスが激増している背景には、90年代に入って吹き荒れたリストラの嵐があります。たとえば、MBAを取得し、若くして最高財務責任者となった33歳のビルは、4年間にレイオフを2度経験。「もうたくさんだ!」と、スモールビジネス向け経理代行業を開始しました。やはり大企業で最高財務責任者を勤めていた44歳のジェフも、レイオフの憂き目に。ハーバードビジネススクールを卒業し、輝かしい経歴をもつジェフですが、年齢と高給がネックとなり、再就職先は見つからず、独立を決意。現在、人事コンサルティングを営んでいます。 企業をレイオフされた実務経験豊かな管理職や有能な技術者が、起業家志望者の層を厚くしていることは間違いありませんが、起業率は若い層でもっとも高く、起業準備中といわれる約7万人のうち、約10人に8人が18〜34歳で、これは他の世代の3倍の数にあたります。 |
Revised 2/8/99 |