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英文履歴書の書き方 カバーレター

決して手を抜かないように

 履歴書を送付するさいには、郵送、ファクス、電子メールにかかわらず、必ずカバーレターを添付します。
カバーレターのおもな目的は、
1)レジュメ送付のための送信状、2)自己紹介、3)面接を勝ち取るための売り込みです。
たいていの採用担当者は、まずレジュメを読んで、有望な候補だと思えばカバーレターを読みます。 と言って、カバーレターをないがしろにしていいわけではありません。 あなたが有力な候補であればあるほど、第一次面接、第二次面接、最終面接へと残れば残るほど、読まれる可能性が高くなるからです。それも、人事部の人間だけでなく、実際に採用権限をもつあなたの上司となるべき人にも読まれるのです。

手書きのカバーレターなど禁物であることは言うまでもありませんが、カバーレターも、レジュメと同様、ページにぎっしり詰まって読みにくいものは敬遠されます。要点だけを簡潔にまとめることが大切です。

担当者名・性別は必ず調べること

 カバーレターには、必ず担当者の名前を明記します。 担当者の名前がわからないからといって、Dear Sir/Madam、Dear Human Resource Manager、To Whom It May Concernといった書き出しは禁物です。
Dear Mr./Ms. XXX と担当者の名前を入れるべきであり、担当者名がわからない場合は、先方に連絡するなどして調べます。調べればわかるようなことを調べないようでは、熱意や入社後の仕事ぶりを疑われかねません。

ひとつ注意すべきことは、英語を始め、多くの言語ではMr.やMs.(Sr. Sta. Sra.)など性別別の敬称を名前の前につけるので、担当者の性別を確かめる必要があるということです。
女性の社会進出が進んだいま、何でもかんでも、Mr.とつけるのは、時代錯誤、とくに担当者が女性であるときは性差別主義者ととられかねません。また、女性でもMichaelという名前の人はいますし、PatやJoeなど、男女ともに使われる名前もあるので注意が必要です。

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Revised 2/8/99