世界で通用するためには
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英文履歴書の他に差をつける送り方

効果的なカバーレター

 カバーレターでは、まずレジュメを送るに至った経緯を説明しますが、新聞広告で見た、〇〇氏に聞いたなどの情報源を明らかにします。
次に、相手企業のことに触れ(ちゃんとした下調べをしたことを伝える)、相手企業のニーズを自分が満たせることを強調します。そのためには、募集広告などで使われているキーワードを使います。過去の雇用主からの称賛や推薦の言葉も簡単に盛り込むと効果的です。
最後に、「こちらからいついつ連絡する」、または「何時にどの番号であれば連絡が取れる」といった連絡方法を明記します。
ファクスや電子メールで履歴書を送付し、オリジナルを郵送する場合は、カバーレターに「履歴書のオリジナルは郵送します」という一文を入れておくのもいいでしょう。また、もし現在の勤務先に連絡をされては困る場合は、ひと言つけ加えておくとよいでしょう。

フォローアップとサンキューレター

 履歴書を送付後、1週間ほどしてから、ちゃんと届いたかどうか確認の電話(海外であればメールを送付)するとよいでしょう。これは、先方の担当者と親しくなり、かつ情報を収集する絶好のチャンスです。

面接後は、24時間以内に、礼状(Thank-you Letter)を担当者に送付します。面接が複数の人間によって行なわれた場合は、全員に個々に送付します。
先方は、何十人という応募者を面接しているかもしれず、そのなかで覚えていてもらわなければならないのです。

その職に興味があることを再度示し、自己PRをするチャンスです。さらに、きちんとフォローアップができ、ビジネスマナーをわきまえた人間であるということを印象づけるチャンスでもあります。
しばらくしても返事がないときは、電話、電子メール、手紙・ハガキでフォローアップをします。 履歴書の送付前や面接前にも、相手企業、応募職、採用担当者などに関する情報を得るため、また担当者と人間関係を築くためにも、電話や電子メールをうまく利用すべきでしょう。

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Revised 2/8/99