世界で通用するためには
海外で就職するには

ハリウッドの会社で働いている人〜続き

なぜ、アメリカで就職?

 アメリカで就職したいという人のために、清水さん(※前回登場)はこうアドバイスする。 「憧れの業界、会社に入りたいがために、“何でもやります”という態度は、かえってマイナスだと思います。“自分は○○をやりたい”と、自分のやりたいことがはっきり言えなければいけません。単に“英語を使いたい”“アメリカ人と働きたい”という人が多いですが、自分が何をやりたいかわからなければ、効果的な自己アピールができません」。 そして、「本当にやりたいことが見つかれば、その業界や企業を徹底的に勉強する。たとえば、その業界で話題、問題になっていることなどは把握しておくことが必要」とも。

積極性が必要

 これまでこのコラムで述べてきたように、応募先企業のことを学ぶというのは、 就職活動において不可欠のものなのだ。また、学生のうちから企業でインターンシップをし、コネを作って、将来の就職に結びつける、というのはアメリカでは一般的な方法だ。
清水さんは、卒業後は、アメリカのエンターテーメント業界に就職し、その3年後には日本に帰って、ハリウッド式の映画ビジネスを展開したいと考えている。
さて、今回、清水さんに話を聞いたのは、日本にいる彼女から「面白い話があるようなので、記事になりそうだったら、ぜひ取材してやってほしい」というメールをもらったのがきっかけだ。なぜ取材をしてほしかったのかと本人に聞いたところ、ズバリ「自己アピール、就職活動に役立てるため」とのこと。海外で就職修するには、自分のやりたいことを本当にやるには、これくらいの積極性が不可欠なのだ。 清水さんに質問のある人、話が聞きたい人、または取材をしたい人は、直接清水さんまで。(yshimizu@anderson.ucla.edu)

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Revised 2/8/99