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海外で就職するには

海外で就職したい人のために
業界動向や企業情報もインターネットでゲット!

各企業のサイト、とくにプレスリリースに注目

 求職情報やネットワーキング以外にも、応募先企業の情報を収集したり、業界や労働市場の動きをモニターするうえで、インターネットは貴重なツールとなります。たとえば、労働市場状況については政府のサイト、希望業界の団体サイトなどが利用できます。これまでに紹介した各国の就職情報サイトのなかには、その国に関する一般情報が掲載されているものもあります。

Job Web(http://www.jobweb.com)や第7回で紹介した総合キャリアサイトでも、人材募集企業の簡単なプロフィールが得られますが、各企業のサイトにいけば、その企業の経歴や製品情報が得られ、なかには重役や担当者の名前・電子メールアドレスがわかる場合もあります。とくにプレスリリースは、その企業の最新動向、新製品情報、重役異動などを知るのに非常に役立ちます。
パブリック(株式公開)カンパニーであれば、財務報告書や株価もウエブ上で閲覧できます。私は、パブリック企業の情報を得る際には、Yahoo!Finance(http://quote.yahoo.com)のReferenceにあるCompany and Fund Indexをよく利用します。このほか、同ページから飛べるBusiness WireやPR Newswireなどにも、企業情報が満載されています。

お勧め企業情報サイトはこれ

 その他、ウエブ上であれば、企業情報サイト、Hoovers(http://www.hoovers.com)がお勧めです。信用調査会社のDun&Bradstreetのサイト(http://www.ComapniesOnline.com)でも、大手企業の簡単な情報が手に入ります。さらに詳しい情報は有料となりますが、同社はアメリカ企業以外のデータベースや市場情報データベース、信用情報などももっており、これらは、コンピュサーブ経由でアクセスできます。おもにビジネスユーザーをターゲットとするコンピュサーブには、その他、数々の有効なデータベースがあります。

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Revised 2/8/99