売り込みの文句より第3者の声を
今回は、例を使って英語のプレスリリースの書き方を具体的に説明します。 右下の例は、世界のSOHO向けオンラインコミュニティ立ち上げを発表するプレスリリースです。
- リリースの初めには、"For Immediate Release: "と記入。
- ほとんどの編集者が、タイトルを読んでリリースを読むかどうかを決めるので、目をひくようなタイトルをつけることが大事。
- 最初の段落で発表したい内容のまとめを書く。5W1H(誰が、何を、どこで、いつ、なぜ、どのように)を忘れないように。
- 重要な内容から書く。下に行くにしたがって重要度は低下する。詳細は下のほうの段落で書く。
- プレスリリースは事実を伝えるものなので、意見は" "に入れ、それは誰の意見であり、その人物はプレスリリース発行元とどのような関係にあるのかを明らかにする。例では、創立者やスポンサー企業の担当者の話を盛り込んでいる。
- 売り込みの文句を並べるよりも、"The product has saved us $100,000 in labor cost"
said Mr.Yamamoto…(山本氏は「この製品のおかげで10万ドルの人件費を節約した」と語る)と第3者の言葉を引用し、製品やサービス、会社のメリット、優位性を語るほうが効果がある。
- 新製品の発表であれば、製品の特徴、価格、市場導入日など、経営陣の交代であれば、新しい就任者の経歴、過去の業績、抱負などを盛り込む。
- プレスリリースの最後には、会社の概要を入れる。合併、提携、共同開発などでリリースが複数の会社に関与する場合は、すべての会社の概要を掲載する。
- リリースの最後には、リリースが終わったことがわかるように、###を記入。2ページにわたる場合は、1ページ目の最後にMOREと書き、2ページ目には題名と日付を記入する。
- 最後に連絡先を明記。あれば、電子メールのアドレスも入れること。連絡先は一番上に持ってきてもよい。
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