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海外に売り込むには

問い合わせ・訪問依頼の「非常識」


「当社の躍進のために」無料で協力?

 最近、著書の読者や講演への参加者から問い合わせのメールを受け取ることが多くなりました。大企業からも、「○○に関する調査資料をください」といった信じられないような問い合わせが来ます。また、私が日本に滞在しているあいだに、あるいは先方がアメリカを訪問されているあいだに、「ぜひお目にかかりたい」といった依頼もたくさんいただきます。

 困るのは、どういう目的でお会いになりたいのかわからない場合が多いことです。「当社では○○の計画があり、XXのためにお目にかかりたい」というのならわかるのですが、ただただ「お目にかかってお話をうかがいたい」と言われても、お会いするべきかどうか判断ができません。なかには、「知識を吸収させてください」「当社の躍進のためにご協力ください」と依頼してくる方もいらっしゃいます。

 しかし、営利でビジネスを営んでいる私が、なぜ別のクライアント向けに有料で行なった調査資料を無料で提供したり、うちよりも何百倍も大きく経営資源の豊富な会社が躍進するために時間を割き、無料で情報を提供しなければならないのでしょうか。

物見遊山のシリコンバレー訪問

 日本企業は昔から勉強熱心で、海外企業の視察も盛んに行なっています。最近では、アメリカのECビジネスに関する情報をいち早く手に入れようと、有名ECビジネスの訪問を希望される企業が増えています。しかし、物見遊山で、日本に帰って「あの○○社を訪問した」ということだけが目的の訪問も少なくありません。
以前は日本からの訪問客を快く受け入れていたシリコンバレーの有名企業も、日本のビジネスマンや観光客の観光ルートに入れられてしまってからは、日本からの訪問客はお断りというところが、次々現われました。

 アメリカのベンチャー企業というのは、日本の人々が想像するよりもはるかにハードなスケジュールで多忙な毎日を送っています。その人たちに貴重な時間を割いてもらうには、会うことによってそれなりのメリットがあることを先方に提示する必要があるのです。(続く)

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Revised 7/1/2000



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