世界で通用するためには |
海外に売り込むには |
海外に売り込む場合、
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同じ商品でもターゲットや中身を変える必要がある
前回、マーケティングについて話しましたが、文化や習慣が異なる海外に販売する際には、このマーケティングがいっそう重要となります。
アメリカでもブームを巻き起こした“たまごっち”は、海外マーケティングに成功した例といえます。
日本とアメリカのたまごっちにはいくつか違いがありましたが、一番大きな違いは、高校生から始まり大人にまで普及した日本と違い、アメリカでは、おもに子供をターゲットに販売されたことでしょう。アメリカでは、あの種のオモチャは大人には売れないからです。
その他、たまごっちの行動や登場するキャラクターが違い、たとえば、食事の形が日本版のごはんに対し、アメリカ版はパンでした(同じパンでも、日本人が思い浮かべるパンとアメリカ人が思い浮かべるパンとでは、また違います)。
商品名や会社名の多くはそのまま使えない
ひとつ驚いたのは、英語では何の意味もなさない「たまごっち」という商品名が、そのまま使われ、受け入れられたことでした。
海外へのマーケティングでは、商品名や会社名はそのまま使えないことが多いのです。
また、日本のカルピスは、アメリカでは「カルピコ」として売られていますが、これはカルピスを英語で発音するとCow Piss(牛の小便)に聞こえ、飲料の名前にはふさわしくないからです。
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Revised 4/1/99 |